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自社試験か、委託試験か

環境試験を自社で実施するのがよいか、専門のテストラボ(試験所)に委託するのがよいかは、いろいろな事情によって異なります。

 
 
自社試験の利点
  • 試験機の使用頻度が高ければ外部に委託するよりも試験費用が安い。
  • いつでも設計者などの関係者が自由に立ち会うことができ、設計上の問題点を直感的に体験でき、技術力向上が期待できる。
  • 立派な試験機をたくさん揃えれば、信頼性を重視していることを見学にくる顧客にアピールできる。

 

 
 
自社試験の欠点
  • 試験機購入に当たって、すべての試験を自社でと考えると、必要最大限の試験機を購入し、平均的な試験では、設備費(試験機購入費、防振防音対策の建屋建設費、土地使用料)、維持費(電気料、メンテナンス費)が割高になることが多い。
  • 試験技術者(試験実施、試験治具設計、試験仕様作成・更新)を継続して維持しなければならない。
  • 試験機の寿命を10年とすると、計画している試験が10年間一定以上の頻度で必要かどうか予測できないのに、設備投資をすることになることがある。

 

 
 
委託試験の利点
  • 試験頻度が低ければ外部に委託する方が安い。専門のテストラボでは小型から大型までたくさんの試験機を揃えているので、必要最小限の試験機を選択して使える。
  • 自社の設備が空いていないとき利用できる。
  • 忙しくて人手が足りないとき利用できる。
  • 自社の設備では能力不足のとき利用できる。
  • 専門の試験技術者と交流でき、社内だけですませる場合の閉鎖性を改善できる。
  • 自社での経験が不足している場合、試験計画から実施まですべてを任せられる。

 

 
 
委託試験の欠点
  • 試験頻度が高い場合は、自社試験のほうが安い。
  • 設計者などの関係者が立ち会うには時間と距離の制約がある。

 

 
 
結論
  • 試験設備がなければ、設備を購入するまで試験を委託されることをお勧めします。
  • 特別大きな試験機を必要とする試験の要求は除いて試験機を購入されることをお勧めします。
  • 自社でできない試験は専門のテストラボに委託されることをお勧めします。

 

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